米国のCBDマーケットを俯瞰して、日本での顧客視点ので可能性・展開の方法について考察していきます。
COVID-19パンデミックは、いろいろなチャンスとマーケット変化を促しています。
Dispensary(大麻用の販売所:ディスペンサリー)店舗が閉鎖されたり、消費者ニーズの変化(これとても重要:別コラムで詳細)、
CBDの価格低下(当たり前のトレンド)などにより、CBDブランド戦略は大きく方法転換(ピボットしています。
Eコマースでの販売取引がメインとなるチャネルに変化してきています。
CBDとの出会いはリアル店舗でのタッチポイントから接触頻度的には低下しているようです。
このCBDマーケットのカテゴリーにおけるイノベーションや、CBDと大麻の関係がますます密接になってきています。
CBD関連企業にはマネーが向かうようにもなっているトレンドも顕著です。
タバコからの代替需要として、米たばこ大手アルトリア・グループは、カナダの大麻製造会社クロノス・グループへの出資はもう数年前でした。
古くは、アリゾナ・アイスティーだけでなく、Coors Beverage Company (“Molson Coors”) など https://ir.molsoncoors.com/news/news-details/2021/Truss-CBD-USA-a-Molson-Coors-and-HEXO-Corp-Joint-Venture-Launches-Veryvell-Sparkling-CBD-Water-in-Colorado/default.aspx
ビール会社なども売り上げアップにつなげようとCBD入りの製品開発をして
を進めています。
更には、IPOは当然として、IPOがあるということは、規模と参入メリットを活かすための、M&Aも活発になってきている点も2021年のトレンドです。
事例:
CALGARY, AB,May 10, 2021/PRNewswire/ – High Tide Inc."("High Tide" or the " Company") (TSXV: HITI) (OTCQB: HITIF) (FRA: 2LY) は、消費用アクセサリーの製造と販売で強化された小売に特化した大麻企業で、FABCBDとして運営されているFabNutrition, LLC(FABCBD) の買収 (以下、「買収」) を完了し、米国のヘンプ由来のCBD製品のEコマース市場でのプレゼンスを大幅に高めたことを発表しました。