ビジネスマッチングプラットフォームは多くの業界・カテゴリーでサービス提供されています。今回は、化粧品・美容業界のビジネスマッチングプラットフォーム「Benten」を展開されている 株式会社Cogane studio(コガネスタジオ)代表取締役 植村 元 様と、美容業界・コスメ業界の課題や解決策についての「今」と「これから」について対談をしていきます。
D2Cスタートアップや、既に事業展開をされている美容・コスメ事業者にとってインサイトあふれる情報をご提供していきます。
Bentenのサイトはこちらから https://bentenmarket.com/
西間木:
Benten事業の目的は「化粧品、健康⾷品業界をITで⺠主化する」、インフォメーションテクノロジーを活用して化粧品業界と健康食品業界をオープンイノベーションを通じて、民主化を実現するということですので、この目的についてお伺いさせてください。
先ずは、化粧品、健康⾷品業界に特化したBtoBマッチングプラットフォームである
化粧品ビジネスマッチングサイトBenten事業を設立をされた思いについて、詳細をお伺いさせていただいてよろしいでしょうか。
株式会社Cogane studio(コガネスタジオ)
代表取締役 植村 元 様(以下 植村様):
Bentenの着想を得たのは、美容業界や化粧品ブランドとしての参入を考えているさまざまなビジネスパーソンの悩みを多く聞いてきてそれに応えることが大切だと考えたからです。
化粧品、健康⾷品業界の課題として、
といったことがあります。
ビジネスのコンセプトとしては、「誰に、どこに聞いたらいいかわからない」課題を解決することで「作りたいクリエーター(P2C)や、スタートアップなどの事業者と、作りたいOEM・ODM業者を結ぶ、それを、あらゆる悩みを投稿するだけで解決させる」というシンプルでわかりやすく、使いやすい方法を提供することです。
従来は、
作りたい事業者は、展示会、Googleでの検索、知人の紹介で探していました。
OEM・ODM事業者は、そのチャネルへのPRと広告で需要を探していました。
それを、Bentenでは
作りたい事業者は、化粧品をつくりたい、これを解決したい と「手=声」を挙げるだけです。
OEM・ODM事業者は、自社が解決できるソリューションで返事をするだけです。
言い換えれば、困った⼈が⼿を上げる⽅が効率的で、マッチングしやすくて、業界の課題を解決できるようにしています。
これが、Bentenのサービスとしての1つとしての「質問依頼機能」になります。
他のご提供しているサービスも基本的には、「いろいろ何か 困ってる人が何か 探すっていう機能」です。
スペシャリストを探し出すことをサポートするための「業務マッチング機能」であったりします。
そして、
①化粧品、健康食品原料データベース INGREBANK https://ingrebank.com/
とのサービスとの連携で、化粧品開発の劇的な業務効率化を実現できると考えています。
②化粧品、健康食品ビジネス情報総合サイトOEMビジネスドットコム https://info.bentenmarket.com/
で基本的な知識や知見を得ていただいて、開発やマーケティング、OEM・ODM事業者とのコミュニケーションのベースにしてほしいと考えています。
お陰様で化粧品業界のさまざまな企業、部門、職種のビジネスパーソンにご登録していただいているとともに、アクセスも増えてご利用や、マッチング事例も増えてきています。
西間木:
Bentenのサイトを拝見すると、次の機能があるのですが、機能のポイントや使い方などを簡単に教えていただけますか。
続きの全文はこちらから
https://fujilogi.net/blogs/voice/fujilogi-voice-66