CBDマーケットを健全化するために、事業者にとって必須のこととは、Vol:02での世代でのCBD知識のトレンドについて俯瞰しました。
ではよりインサイトを分析するとともに、CBD事業者にとって必要なことについて列挙してみましょう。(随時追加・変更します。)
理由:実際にはない、CBDの精神作用面を訴求しているので、THC(大麻=麻薬)のイメージにつながっている。
そのため、利用体験を望まないという循環になっている。
さらに、逆説的にCBDには効果がないとも考えています。
解決策:どの事業者もオウンドコンテンツで情報発信をしていますが、ペイン訴求強すぎるように思えています。
CBDに関する親しみやすい情報を提供することで、誤解を解いていくことが、顧客の心理的な充足には必要な涵養事実です。
十分な知識がないことを公に認めている顧客 は一定数はいる
理由:信念を一身に身についていますので、顧客としての対象にしないことです。
解決策: CBD製品を利用する顧客へのネガティブイメージを醸成しないように、間違った知識などを修正していくことは大事です。
また、オケージョンに合わせての種類や使用例に関する機会を創出することで、
各世代の使用率を高め、CBDの普及を助け、時間の経過とともに使用者・量を増やすための鍵となります。
*タバコを吸わない人は吸わないし
アルコールを飲まない人は、飲みませんよね。
どちらも大麻由来成分です。が、業界人には理解出来ても、顧客(一般の人には理解・判別は混乱します。)
一般的に「産業用ヘンプ」とは、大麻の中でも精神作用効果が高いTHCが0.3%未満と低い大麻のことであり、
「医療用大麻」のTHCを多く含む大麻については今も制限の下で生産されていますが、違いを明確に提示してマーケティング・コミュニケーションしている事業者は少ないです。
一方で、「医療大麻としても・・・・」と誘因するので混乱は拍車をかけます。
大麻とCBDの配合分量についても、マーケットで宣伝されるトレンドは直ぐにやってきます。アメリカでは、1:1の配合の製品がマーケットの50%以上と言われています。こちらも混同しない方が良いですね。
上記の、顧客の知識と心理的な面からも、顧客が体験するための購買チャネルとファネルは益々重要になってきます。
顧客は一般的に、必要なものを手の元で確かめて、
必要なものを、必要な量、必要な時に、購入することができることがベストです。
手に入れる方法が、50%以上がEコマース経由である商品・製品ではないはずです。
CBDを実店舗で購入したいと考える顧客はまだまだ多いと想定できます。
注目すべきは、リアル店舗での展開です。
CBD専門店
飲食店
は増加するでしょう
薬局(Dg’S)
CVS
などの小売・流通系も当たり前のチャネルになります。
スタートアップが確保するチャネルとしては、
美容室などのビューティ系のリアル店舗
医師の診察室
整体などの関節系
スポーツ系のShop&サービス
獣医(これは、飼い主へのマーケット訴求にもなる)
これらの、顧客のオケージョンに対応した、チャネルがあり、それに強味を持つブランドが育成・成長すると思われます。
この訴求は増えると想定できます。
ReCreate
Designed Not For A High, But For A Higher Function
ReCreate channels the beneficial uses of the whole cannabis plant, and combines them with functional botanicals to help promote a sense of everyday wellbeing. ReCreate is cannabis reimagined.
Recess社は、既存のCBD製品に非CBD製品を追加しました。
ブランド名である。ムード」シリーズには、マグネシウムなどのアダプトゲンが含まれています。
Recessブランドで気分転換の分野における既存のブランド・エクイティを活用して信頼を維持する手法です。
Recessが単なるCBDブランドではなく、顧客にリラクゼーションソリューションを提供することに重点を置いたブランドであることを明確に訴求しています。
Support a Healthy Microbiome from the Inside and Out
このコンセプトは、顧客にとってわかりやすい訴求ができます。