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D2C・DTC(Direct to Consumer)とは、note などから俯瞰してみる

D2C・DTC(Direct to Consumer)とは、note などから俯瞰してみる

2022年3月15日

D2Cモデルについて、先ずは俯瞰してみましょう。さまざまなメディアや、実業の経営者などから情報が発信されていますので、ここでは、そちらをキュレーションしてみなさまにとってベストなモデル定義をしていただけると幸いです。
*なんたって、どんどんモデルの定義が変わってくるでしょうし、実際変わってきていますので。それがDTCかも
 

D2Cと通販の違いって

日本のD2Cで有名な経営者といえば、メンズスキンケア「バルクオム(BULK HOMME)」の野口卓也(のぐち・たくや) / バルクオム代表ですね。

 
WWDjapanのインタビューでこのように語っています。
https://www.wwdjapan.com/articles/990114 より転載:詳細は記事をお読みください。
 
WWD:最近はD2Cというのがトレンドワードになっています。正直、これまでの “通販”との違いはどこにあるんでしょうか?
 
野口卓也代表(以下、野口):D2Cブランドと通販ブランドの一番の大きな違いは、D2Cはブランドサイトの立ち上げから顧客への情報発信、広告、マーケティング、購入まで全てがデジタルで完結している点だと思います。立ち上がったブランドに関しては、O2O(Online to Offline)のようにリアル店舗への送客も見られますが、あくまでD2Cというトレンドが発生した本質は、これまで消費者はテレビCMや新聞、雑誌などで情報を得ていたのが、スマホの登場以降、SNSやウェブなど全てデジタルで情報を収集するようになり、それが一般化してきたことで、デジタルだけで完結するようになったところにあります。またD2Cブランドは、創業者の強い思いから製品を作っている企業がほとんどで、製品の品質はもちろん、どのように広告を展開し、販売していくのがいいかなど、デジタルマーケティングにも創業者が大きく関わっている点も特徴です。
 

D2Cの基礎を知る書籍

D2Cについて知るための書籍になります。必ずは一読しましょう。
 
D2Cは、単なる「中抜き」ではない――。その本質は「顧客との関係性の変化」にこそある。「ストーリーテリング」×「テクノロジードリブン」
「ビジネスのルールを書き換える2つの潮流をかけ合わせた、今投資家が最も注目するビジネスモデルの全貌と、立ち上げの具体論!
同時に関連書籍もリコメンドされますので、ぜひご一読ください。

noteでモデルを熟慮考察してみる

noteでも、様々なみなさんが、ビジネスモデルの視点から視座を与えてくれています。熟読してみてください。(画像をクリックするとnote記事にリンクします)
 
まずは先ほどの書籍の読書感想図


Shopify エバンジェリスト 株式会社フラクタ 河野代表のシリーズもの。何度読み返しても価値があります。


 

 
D2Cの経営者で、雄 ファッションD2CブランドFABRIC TOKYO 森 雄一郎 代表
 
「D2Cスタートアップの支援、もっと言うとD2Cブランド起業家の育成プログラムをやりたいと思っています。」とのことこれは参加するしかないですね。
 





 

アパレル D2Cについては海外事例も含めてトレースすると面白いです。


 
食のスタートアップ「スナックミー」服部代表のnote この視点は大変参考になります。

 
まだまだ #ハッシュタグで検索するとnoteが沢山出てきますので、手間と暇を惜しまず熟読してください。
  

 

D2C企業ディクショナリー

 
D2C事例についてUS・日本の事例を紹介していきます。都度追加更新しますのでフォローください。
また、日本からの購入についても、個人輸入代行サービスも検討しています。ご関心のある方はお問合せください。(AmazonやBUYMAで購入しても本当のD2Cは体験できませんよね)
 

Glossier(グロッシアー)https://www.glossier.com/

ニューヨーク発のコスメブランド「Glossier」。
Glossierの創業者 エミリーワイズ氏は、ファッション雑誌のスタイリングアシスタントとしての経験をもとに、2010年からファッションブログを運営し、月間140万人が訪れる人気サイトとなりました。
 

 
 

Warby Parker(ワービー・パーカー)https://www.warbyparker.com/

ニューヨーク発のアイウェアブランド「Warby Parker」。D2Cという業態の先駆者として、小売販売にイノベーションを巻き起こしたブランド圧倒的なコストパフォーマンスとD2Cという革新的なビジネスモデルが評価されています。

 

Quip(クイップ)https://www.getquip.com/

月額$25(約2,800円)のサブスクリプションモデル で電動歯ブラシを販売しているサービスでデンタルケアのエコシステムを構築しています。
Quipの商品を購入したユーザーは、提携歯科医のもとで、定期的に歯のチェックやクリーニングなどを受けることができます。
オンライン管理する顧客購入データと、歯科医によって治療を受けた際に収集したオフラインデータを紐付け、新たな商品提案やチェックアップの最適なタイミングを通知できるシステムです。

CoverGirl  https://www.covergirl.com/

ビューティ・コスメブランドで、かつてはマーケットプレイスや大手の流通系販路を通じてのみ販売されていました。人気商品Melting Pout Metallicsや、ケイティ・ペリーとコラボした限定商品など、D2Cをうまく活用してピボットしたブランドです


 

Bonobos  https://bonobos.com/

”ninja”と呼ばれるカスタマーサービスで顧客の状況に合わせた柔軟な判断を許可することで決まり文句に留まらない、オンライン上での”接客”を可能にしたモデル(Zapposですね)で成長「DNVB」の元祖でもあります。
オンラインショップだけでなく、リアル店舗も持っていたことで有名で成長しまた。
リアル店舗は販売を目的としない店舗であり、試着をしたりブランドの世界観を味わった上で、欲しい場合はオンラインで購入するという顧客体験がデザインされていました。
Walmartに買収されましたが、うまくいかず、売却候補となっています。

 
 

Dollar Shave Club  https://www.dollarshaveclub.com/

言わずもがなの、シェーバーのサブスクリプションモデルです。このファーストヴューは面白く、生活とユーザーシーンを表しています。
こちらも「DNVB」モデルでP&Gに買収されていますが、「P&G」というロゴを、買収したブランドのプロダクトつけないで売るパターンで成長を維持しています。
 

 
 

Everlane  https://www.everlane.com/

アパレル業界ではタブーとされてきた原価率を公開し一躍注目を浴びたD2Cですね、みてのとおり、日本語対応しています。
“Radical Trasnparency : 徹底的な透明性”=原価だけではなくその構成要素(材料費・労働費・関税・輸送費等の内訳)や製造工場の詳細をEC上から確認できます。SDGSでもありますね。ブラックなサプライチェーンの代表でもあるアパレルだからこそ信頼感が醸成されたのでしょうか・

Peloton  https://www.onepeloton.com/

家庭内で使うエクササイズバイクを$2,295販売していますが、バイクが目的はなく、オンラインでエクササイズを受講できるサブスクリプションサービス($39/月)とセットで提供されていることがD2Cらしさです。”SaaS + a Box”モデルでもありますね。
 

 
 

ScentBird  https://www.scentbird.com/

香水のサブスクリプションサービスですね、カウントダウンに目が行ってしまいます。

  
 

ThirdLove  https://www.thirdlove.com/

自宅で胸のサイズを測ることができるアプリとオンラインランジェリーショッピングサイトを提供しています。サイズを測る方法も体のラインがわかるタンクトップを着てもらい、鏡越しに2枚の写真を撮るだけだそうです。

 

Le Tote  https://www.letote.com/

Le Toteは2012年にサンフランシスコで創業したファッション・レンタルサービス。月額79ドルから女性服やアクセサリーをレンタルできる月額サブスクリプションモデル。オンライン注文した後、自宅で試着。気に入ったものはそのままキープして購入でき、飽きたら郵便ポスト経由で手軽に返品できるモデルです。
Lord & Taylor1820年代に創業された米国の老舗百貨店。現在40余りの店舗を運営する企業を買収しています。
オムニチャネル化でパーソナライズ商品提案ができるようになるか目が離せませんね。
ソーシャルアカウントなどを登録しないとShowmingもできないようです。

Casper https://dreamerybycasper.com/

マットレスブランド。「ユニコーン企業」と呼ばれる、10億ドル以上の企業価値を持つスタートアップ企業。「睡眠を中心としたデジタルファーストブランド」としてスタートしています。モデルと価格への配慮、自宅に直接配送。が特徴です。
このブランドのUnboxingのSNSは必見ですので、タグってみてください。

 

 
今回は、有名ところを集めてみましたが、これから不定期でモデルをアップしていきます。
みなさんからの情報もお待ちしております。

D2C・eコマース・OMOの事例の探索と、テーマを Unboxingしています。

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